「ヨガはできない」と思っている人必読!ヨガに“できる/できない”はない!

「ヨガはできない。」
「つらいから、もうしたくない。」
インストラクターをしていると、こんな言葉に出会うことがあります。ヨガはどんな人でもできるといわれているのに、なぜこのように思ってしまうのでしょうか?

それはヨガを誤解しているからだと思うのです。ヨガとはとても深遠な世界だからこそ、解釈も自由で幅があります。実践の段階によって、私の捉え方も変わっていきました。この記事では、私のヨガの捉え方をご紹介していきます。ヨガはできない、つらいと思っている人には特に読み進めてほしい内容です!

「ヨガはできない」ってどういうこと?

難しいヨガポーズをする女性

ヨガはポーズをとることだと捉えている場合、インストラクターと同じカタチになることが目的になっています。すると同じカタチにならなかったとき…たとえば足を上げる高さが違う、床に手が届かないなどが起こると、「自分にはヨガはできない」、「つらいから、もうしたくない」という気持ちになってしまうでしょう。つまり、“ヨガができない=インストラクターと同じカタチにできない”と認識してしまうということ。

しかし、ヨガはインストラクターと同じカタチになることではないのです。同じカタチになることを目的にしなければ、できた/できないの判断はなくなります。

ヨガはポーズをとることではない?

呼吸を観察する女性

結論からいうと、ヨガはポーズをとることではありません。ヨガは観察し気づくことです
観察をするためには対象が必要ですが、それにうってつけなのが“体”と“呼吸”です。

静止した体と呼吸を観察するのは難しいため、ヨガは動いている体と呼吸、つまりポーズを手段として使います。体をねじったり、反ったり、伸ばしたりすることによる刺激と呼吸の変化から、気づきが生まれます。「ここが硬いな」、「ここを伸ばすと気持ちいい」、「この動きは呼吸が浅くなる」などの気づきは、体を動かしてはじめてわかることです。

静止した体を観察することによる気づきは、もっと微細です。動きによる気づきは動き始めるとすぐにわかりますが、静止による気づきはしばし観察しないと何もわからないことが多い上、動きのないものをしばし観察するということ自体が難しいのです。ちなみに、このように静止して体と呼吸を観察することを“瞑想”といいます。

ポーズや瞑想を通して、観察し気づくことがヨガなのです。

なぜヨガはポーズをとることだと思ってしまうのか

観察し気づくことがヨガなのに、どうしてヨガはポーズをとることとして広まっていったのでしょうか?その背景を見てみましょう。

エクササイズ的な要素を強調

戦士のポーズ2をする女性

ヨガのエクササイズ的な要素のみを抜き出して普及させたのが現代ヨガとよばれるもので、1900年代後半にアメリカから世界中に広まり、“ヨガ=エクササイズ”として認識されていきました。そのためボディメイクに効果がある、肩こりや腰痛が改善するなど、体の変容が注目されるようになったのだと思います。事実、ヨガスタジオのプログラムには“代謝アップヨガ”や“肩こり改善ヨガ”など、体の変化を促進するようなタイトルが多いですよね。

現代ヨガも素晴らしいものですが、本来ヨガは体と呼吸の観察を通して気づきを得ながら、心の動きを鎮めていくものです。現代ヨガはヨガのほんの一部分であるということを忘れないでいたいものです。

インストラクターが前で見本を見せるレッスン形態

ヨガクラスの様子

レッスンはインストラクターが前で見本を見せながら行なうことが多いので、無意識にインストラクターと同じカタチになろうとしてしまう生徒さんが多いです。でも、一人ひとり身長や腕の長さが違うので、同じカタチを目指すことはナンセンス。それを忘れないようにしましょう。

girasole yogaでは、私自身がポーズをお見せすることは最低限にとどめています。見本がないことによって、同じカタチになろうとする意識が働きにくくなるのです。

SNSの影響

SNSの画面

SNSに溢れる高難度のヨガポーズを見て、これをすることがヨガだと認識されているのではないかと思います。“ヨガはポーズをとることではなく、観察し気づくこと”だということを忘れなければ、50個の高難度のポーズができることより、1つのシンプルなポーズの探求から得られるものが多い場合もあることがわかるでしょう。

ヨガで体は変化しないの?

パリヴリッタジャヌシルシャーサナ

ヨガの練習を続けていくと、もちろん体に変化は起こります。姿勢が良くなり、内臓の位置が元に戻り、体がしなやかに強くなり健康になります。しかしそれはヨガのほんの一側面でしかありません。

最初にも書きましたが、ヨガの実践の段階によって、私のヨガの捉え方は変わっていきました。ヨガを始めた理由はダイエットだったので、まさにヨガ=エクササイズだと捉えていたし、実際に効果もあり「ヨガはダイエットにいい!」と思っていました。私は10年ほどヨガの実践をしていますが、高難度のポーズばかりを練習していた時期、瞑想の練習を中心にしていた時期、解剖学的なアプローチで柔軟性や筋力アップだけを求めた時期など、たくさんのフェーズを経験しました。

一周まわって感じるのですが、体に変化を起こそうとしてたくさんストレッチをしたり、鍛えようとしなくても、どんなポーズも丁寧に観察し気づきを持ちながら行なうことで変化は必ず訪れます。ヨガは恩恵を求めてするものではなく、「ただ、やる。」ことがとても大切です。

マットの上でも、マットの外でもヨガをしよう

ヨガマットを片付ける女性

ヨガはできない、もうしたくないと思っていたあなたは、ここまで読んでみてヨガをやってみてもいいかな…?という気持ちになりましたか?

カタチを真似ることでない、自分を観察することがヨガなので、ヨガに“できる”とか“できない”という概念はありません。普段意識を向けていない体の部分に意識を向ける。そこを意識的に動かしてみる。ゆっくりと呼吸する。これがヨガです。

ヨガマットの上でこのようにポーズの練習することを“on the mat(オン ザ マット)”、ヨガマットから出て日常の中で練習することを“off the mat(オフ ザ マット)”といいます。off the matとは、体だけでなく、気持ちや感情など心を観察し気づく練習です。不安に襲われたときやイラっとした瞬間、体と呼吸、そして心を観察し気づき、コントロールすることができれば人生が格段に生きやすくなります。また、たとえ少数派でも正しいことをする、できる範囲でまわりの人を助けるなど、強く誠実に生きることもoff the matの練習です。

girasole yogaでは、この状態を目指してレッスンをしています。体の使い方ももちろんきちんとお伝えしますが、一番大切にしているのは観察と気づき。このようなレッスンを通して自分と向き合ってみたい方は、一度オンラインの無料体験レッスンにいらしてみてくださいね。

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