ヨガの内臓への効果はひとつじゃない!幅広い恩恵を深い呼吸で実感しよう

内臓の模型

「ヨガは内臓にもいい」と聞いたことがある人も多いかもしれませんが、具体的にどんな効果をもたらしてくれるのかご存じでしょうか?
ヨガの効果はひとことでは言い表せませんが、今日は“内臓への効果”にフォーカスしてお話していこうと思います。

まずは内臓のことを詳しく知ろう

内臓のイラスト

体を動かす骨格筋は自分で意識して動かすことができますが、内臓を構成している平滑筋(へいかつきん)は、自分で意識して動かすことができません。
もし平滑筋を自分で意識して動かさなければならなかったら、心臓をうっかり動かすのを忘れてしまったり、胃で食べ物を分解するのをサボったり…ということが起こります。つまり生命を維持することができなくなってしまいます。
このようなことが起こらないように、内臓は自律神経系が365日24時間、休みなく指示を出して調整してくれているのです。

内臓は自分で意識して動かしていないので、胃がキリキリするとか、便秘気味だとか、不調があるときしか意識しないかもしれません。
もっと言うと、病気になっても痛みをほぼ感じない臓器もあるのです。
体にすぐ症状の出る肩こりや腰痛などと違い、メンテナンスの必要性に気づきにくい内臓を普段からヨガでケアしていきましょう。

ヨガがもたらす内臓への効果

ここからは具体的に、ヨガがもたらす内臓への効果を見ていきます。

内臓の収まるスペースを作る

体の中の空間

私たち人間は、二足歩行です。二本足で背骨を立てて生活をしていると、どうしても背骨が重力によって潰されてしまいます。
さらにもともとの骨格や筋バランスなどによって、猫背や反り腰、ストレートネックなど、自然な背骨のS字カーブが失われていきます。
背骨の自然なS字カーブが保たれているとき、おなか側と背中側には適切なスペースがありますが、S字カーブが潰れると、どこかにしわ寄せがきます。例えば猫背の人は、みぞおちのあたりが潰されるような姿勢になることで胃が収まるスペースが圧迫されるなどです。
つまり正しい姿勢で背骨のS字カーブが保たれていれば、内臓は本来の位置に収まることができるのです。

ヨガの基本のポーズ“ターダーサナ(山のポーズ)”では、まずこの自然な背骨のS字カーブを学びます。
このターダーサナをベースにして、背骨を反らせたり丸めたり、そして捻じったりしながら色んなポーズで背骨のしなやかさと強さを作り、もとの自然なS字カーブを取り戻していくのです。その結果、内臓は本来のスペースに収まり、滞りなく通常のはたらきをすることができるようになります。

内臓を刺激し活性化する

内臓を刺激するヨガポーズ

ヨガには、直接内臓を刺激して活性化するような動きも多く含まれています。
例えば、仰向けになることで背中側の臓器がマットに触れて刺激されるし、うつ伏せになることでおなか側が刺激されます。
立位の前屈や逆転のポーズでは頭を下げることで内臓の下垂を改善する効果があるし、後屈のポーズではおなか側の内臓を縦に伸ばし活性化することができます。

いつも似たようなポーズばかりを練習するよりも、バランスよく色んなポーズを取り入れることで満遍なく内臓を刺激し、活性化することができるのです。

内臓をしぼってデトックスする

タオルを絞る

前屈や後屈は内臓を物理的に縦に伸ばしていくことができますが、ねじりのポーズは内臓をしぼることができます。
濡れたタオルをしぼるのを想像してもらうとわかりやすいように、内臓もねじられると古い体液や血液が外にしぼり出されます。ねじりのポーズが「デトックスに良い」といわれるのは、このためです。

ねじることで古いものを出した結果、ねじりをほどいたときに新しい体液や血液が内臓に吸収されます。ちょうど、固く絞ったタオルをバケツの中に入れたときのようにぐんぐんと水分を吸収するのです。

ねじりのポーズは内臓を正しい位置にセットして練習する必要があります。
濡れたタオルをしぼると、タオルは写真のように一直線になりますよね。タオルが半円のような形をしていたら、上手にしぼることができません。
それと一緒で、背骨のS字カーブが潰れ内臓が圧迫されたままではうまくねじりが入らないので、正しく効果を得るために背骨を伸ばしてから行なってください。

腹式呼吸により内臓がマッサージされる

横隔膜を動かす女性

ヨガをしながら深くゆったりとした呼吸を行なうことで、横隔膜が上下に大きく動きます。
横隔膜を動かすことによって内臓が刺激され、呼吸しているだけでもマッサージ効果があります
内臓が疲れているとき、動きが弱まっているときには、この深い腹式呼吸をするだけでも内臓のはたらきの助けになるでしょう。

腹部のインナーマッスルを使うことで内臓が引き上がる

ヨガのレッスンを受けていると「下腹部を引き上げて」とか「おなかを薄くして」などのガイドをよく聞くと思います。
私たちの背骨は、胸椎(胸のあたりの背骨)は肋骨と繋がっていて、仙骨尾骨は骨盤と繋がっているため、非常に安定感があります。
しかし頸椎(首のあたりの背骨)と腰椎(腰のあたりの背骨)は繋がっている他の骨がないため、筋肉だけで背骨を支えなければならない構造になっています。

腹部のインナーマッスルで背骨を支えることが非常に大切になるため、インストラクターはよく「下腹部を引き上げて」と指示をするのです。
息を吐くときにおなかを薄くすることや、立ち姿勢で骨盤を立てることで、腹部のインナーマッスルは働きます。
ヨガの練習の中でこの感覚を養っていくことで、下垂した内臓を引き上げる効果があります。

内臓に意識を向けて認識することで癒しが起こる

体を休める女性

最初にも少し触れましたが、内臓は調子が悪いとき以外に意識を向けることが少ない部分です。
ですが、ヨガの練習をするときに自分の内臓に向かって呼吸を届けようとするだけで、その臓器に癒しが起こります。

例えば夢中になっているスポーツの試合中、怪我をしてもそれほど痛みを感じないことってありますよね。これは怪我をした部分よりも、試合そのものに強く意識が向いているので、怪我のことをあまり正確に認識していない状態ということができます。
これと同じで、忙しい日常生活の波に飲み込まれているときは、少しくらい内臓の調子が悪くても気づかずに過ごしてしまうことが多いのです。

だからこそ、マットの上で内臓に意識を向けて認識してあげることで不調に早く気づけるようになったり、癒しが起こったりします。ぜひ体の内部、そして細部にまで意識を向けて感じながらポーズの練習をしてみてください。

ヨガで内臓をケアし、感謝の気持ちを向けよう

内臓に手を当てる女性

ヨガが内臓にもたらす効果を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。自分の内臓が少し愛おしくなりましたか?

私たちの内臓は、自分の手足を動かすときのような指令を出さなくても24時間いつも休まずに、しかもミスなく働き続けています。
日常でそのことを思い出すのはなかなか難しいかもしれませんが、ヨガの練習をしているときだけはぜひ、黙々と仕事をし続けている内臓にも感謝の気持ちを向けてみてくださいね。

 

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