YouTubeに無料のヨガ動画が溢れる時代。質の高いレッスンもたくさん公開されており、無料で充分ヨガを楽しめる時代になりました。
しかし無料のYouTubeにコンテンツが溢れているにも関わらず、有料のオンラインヨガもたくさんありますよね。この記事では、オンラインヨガとYouTubeの違いをわかりやすく解説していきたいと思います。
この記事の目次
オンラインヨガは大きく分けて3種類
オンラインヨガには、大きく分けて3つの種類があります。
- ライブ(インストラクターの指導つき)
- ライブ(インストラクターの指導なし)
- 動画
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
ライブレッスン(インストラクターの指導つき)
zooomやGoogle meetなどを使って、インストラクターと受講者が直接つながり、双方向のコミュニケーションを取りながら進めるタイプのレッスンです。このレッスンの大きな特徴は、インストラクターにきちんと見てもらえるので直接指導をしてもらえること。続けて参加していれば、インストラクター側も受講者さんの特徴がだんだんわかってくるので、個別のアドバイスの質も上がっていきます。
ライブレッスン(インストラクターの指導なし)
インスタライブやYouTubeのライブ配信など、ライブだけどインストラクターからは受講者が見えないタイプのレッスンです。このレッスンは、YouTubeのいつでも見られる動画配信とそんなに変わらないですが、強いていえばコメントやいいねをして反応をリアルタイムで送れるところ。同じ時間を共有しているという感覚は得られるので、動画よりは継続のモチベーション維持にもなるかもしれません。
動画レッスン
YouTubeなど、撮影した動画をアップロードしたタイプのレッスンです。このレッスンの大きな特徴は、上記2つと違って自分の好きな時間に見られること。ライブレッスンはレッスン時間が自分の都合に合わないと受講できませんが、動画はいつでも受講できるのが最大のメリットです。しかし、撮影時に目の前に受講者さんがいるわけではないので、インストラクターの指導はどうしても一般的な内容となり、ポーズを深めたり理解を進めたりするのは少し難しいと感じるかもしれません。
それぞれのメリット、デメリット
ここまで紹介してきたように、オンラインヨガには大きく分けて3つの種類があります。ここからは、色々な切り口から違いを明確にしてみましょう。
料金
指導ありのライブレッスンは、ほとんどの場合が有料です。料金はサービスによってかなり開きがあります。指導なしのライブヨガと動画は、無料のものが多いです。まずはヨガをやってみたい、気軽にやりたいという場合には、無料のものから始めてみるといいでしょう。
スケジュール
ライブレッスンはレッスンの開催時間に合わせて参加しなければならないので、自分のスケジュールを調整する必要があります。動画は好きな時間に見られるので、ライフスタイルに合わせてヨガを取り入れることができます。しかし、動画はいつでもできるからこそ強制力がなく、継続するのが難しいと感じる人も多いです。3日坊主の癖がある人は、ライブレッスンの方がいいかもしれませんね。
集中できるかどうか
ライブレッスン(指導あり)が、もっとも集中できることは容易に想像できると思います。インストラクターに直接見てもらえるので、少しつらいポーズが出てきてもあと一息頑張ってみたり、個別に指導がもらえることでより繊細に取り組むことができるでしょう。指導なしのライブレッスンと動画はインストラクターから見えないため、少しつらいと休憩したりポーズをあきらめてしまうこともあるかもしれません。
また、YouTubeは途中で広告が入ることで集中が途切れてしまいがち。広告をスキップするために一度ポーズをほどくのもストレスだと感じる人も多いでしょう。
レッスン時間
ライブレッスンは30分~60分のレッスンが多く、動画は5分~20分程度のものが多いです。ライブの方がしっかり、動画はライトな印象です。先ほど説明した集中力の継続の側面から見ても、動画は短くしてあるのかもしれませんね。しっかりと取り組みたい人はライブレッスンがいいでしょう。
レッスンの質
これはインストラクターの能力によるところが大きいので言及が難しいですが、私の経験からお話をすると、ライブレッスン(指導あり)がもっとも質が高くなるのではないかと思います。コロナ禍になる前、私たちインストラクターは、基本的に常に目の前に受講者さんがいるところでしか指導をしてきませんでした。YouTuberのインストラクターは当時まだまだ少なかったし、オンラインヨガ自体が世の中にほとんどありませんでした。これを読んでいるあなたも、オンライン会議で全員画面をオフにしている中で発言することを想像するとわかっていただけると思うのですが、相手の反応がない中で何かを伝えるのは、とても難しいのです。
ライブレッスン(指導あり)だと受講者さんの反応を見ながら言葉を紡いていけますが、指導なしのライブと動画は、基本的にカメラに向かって指導するスタイルです。同じポーズを指導するとしても、ライブで受講者さんが見えているときが一番指導の質が高くなると私自身は感じています。
レッスンの選択肢
レッスンの選択肢は、圧倒的に動画レッスンが多いと思います。これまでにアップロードされたレッスンが蓄積されているので、膨大な量のレッスンがインターネット上に溢れています。お気に入りのインストラクターを見つけるまでは、どれを見たらいいのかわからないという迷いも生じるかもしれません。ライブレッスンも毎日たくさん開催されてはいますが、基本的には残らないので、今この瞬間選べる選択肢としては動画レッスンがもっとも多いでしょう。
まとめ
最後に、ここまで紹介してきた3種類のオンラインヨガのメリットとデメリットを一覧表にまとめます。
ライブレッスン(指導あり) | ライブレッスン(指導なし) | 動画レッスン | |
料金 | 有料 | 無料 | 無料 |
スケジュール | 固定 | 固定 | 自由 |
集中 | しやすい | しにくい | しにくい |
レッスン時間 | 30~60分 | 15~30分 | 5~20分 |
レッスンの質 | 高め | 普通 | 普通 |
レッスンの選択肢 | 少なめ | 少なめ | 多い |
どのスタイルが自分に合っているのか体験してみよう
今回は大きく3種類に分けてオンラインヨガを解説しましたが、細かく分ければまだまだたくさんのスタイルがあります。どれも特徴があるので、一概にどれがおすすめということはありません。ライフスタイルの変化やヨガの経験によって合うものが変わっていくのも自然なことなので、そのときどきの自分に合ったものを選べるといいと思います。
また、大切なのは情報だけを見て決めるのではなく、実際にやってみるということ。“ヨガは実際にやらないとその恩恵を受け取れない”という教えがありますが、考えているだけではわからないことが多いのです。頭ではなく体を使いどのスタイルも体験し、色んなインストラクターのレッスンを受けてみて、自分に合ったスタイルを見つけてみてくださいね。
girasole yogaでは現在、ライブレッスン(指導あり)のスタイルでオンラインレッスンを提供しています。少人数制で、個別の指導に力を入れていますので、動画レッスンや指導なしのライブではよくわからないと感じてる方に特におすすめです。ブログを見た方は体験レッスンが無料となりますので、ご興味ある方は下記からお問い合わせしてみてくださいね。