インストラクター自己紹介

はじめまして!『girasole yoga』主催の小林真衣です。

私とヨガの出会いは30歳の頃。がむしゃらに働いた20代が過ぎ、30歳を迎えたとき「自分のために何かしよう」と思って始めたのがヨガでした。

当初はレッスンの後の心地良さが好きでスタジオに通っていましたが、3年ほど経った時に漠然と「いつかインストラクターになれたらいいな」と思い始め、全米ヨガアライアンス(RYT200)の資格を取ることに決めました。

資格取得のために通った学校で、それまで私の知らなかった深遠なヨガの世界をたくさん見せてもらい、ただ心地良いからヨガをする、というところから、「これは生涯かけて学ぶものなんだな」という認識に変わり、ヨガは『趣味』ではなく『ライフワーク』に変わりました。

ただ、学校を卒業し無事資格は取得したものの、しばらく使うことはないだろうと当時は思っていたのですが…転機は案外早く訪れます。

資格取得後しばらくして体調を崩し、当時のソムリエの仕事を辞めなければいけなくなったのです。退職を機に自分を見つめ直し、「次は自分自身も健康でいられる仕事がしたい」「私のように体調不良で仕事を辞める人を減らしたい」という思いに至り、ヨガインストラクターに転身することを決めました。このとき35歳。

この年齢から入れる世界なのかと最初は不安も大きかったのですが、ご縁があり東京の大手ヨガスタジオに勤務させていただくことに。多いときには月に100時間以上のレッスンを担当。妊婦さんやアスリート、シニア、身体に痛みのある方など、高校生~80代の方まで幅広く対応させていただきました。

こうした経験を積みながら、全米ヨガアライアンスの上級資格であるE-RYT500とYACEPを取得。これをひとつの区切りとして地元である北海道に戻ってきます。そして2019年4月、札幌に小さなヨガスタジオをオープンさせました。

このスタジオについて

ヨガを通して一人でも多くの方が「本来の自分に戻る」お手伝いをしたい、そんな思いからこのスタジオを作りました。

ヨガとは「自分の洗濯」です。様々なポーズを使って身体を伸ばしたり広げたり、縮めたり曲げたり捻じったりして、詰まりや硬さを取り除き、本来の自分に戻っていきます。

私たちは日々自分を取り巻く環境や人の影響を(良くも悪くも)受けていて、本来の自分にシミやシワがつき、元のまっさらで純粋な自分を忘れてしまいがち。だからポーズや呼吸法を通して心身を洗濯し、綺麗に伸ばして干し、まっさらな状態に戻っていくのです。

ヨガを続けていくと、華美な装飾のない純粋な美しさがどんどんあらわれてきます。
それは華美な装飾を思い切って取ってみる”強さ”と「本来の自分」はもちろん、「自分とは違う他者」をも受け入れる”しなやかさ”が育まれていくから。

ヨガを通してまっさらになった皆さんが、日々の生活の中で素敵に自分らしさを発揮していってほしいと願っています。