ヨガ数秘には、デイナンバー、マンスリーナンバー、イヤーナンバーといって、そのときどきに漂っている社会のムードを表す数字があります。2022年5月のマンスリーナンバーは『2』。5月はどんな風に過ごせばこのムードに乗っていけるのかを解説します。
『2』の数字の意味
まずは2の数字の意味を見ていきましょう。2のキーワードはこちら。
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- 陰陽の“陰”
- 足りていない、完璧でない感覚
- 女性性
- サポート役、2番手
キーワードを見ると、2はネガティブな数字に感じましたか?実は私はヨガ数秘を勉強し始めたばかりの頃、「2はネガティブな数字なのかな?自分のチャートにこの数字があったら、どんなふうに活かせばいいのかわからないな…」と思っていました。
先月のブログで『1』は、はじまりの数字、自分ひとりの世界を表すとお伝えしましたが(先月の記事はこちら)、その次である『2』は、自分と他者、2つに分けることを表す数字です。自分ひとりでは完璧ではないが、誰か(または何か)とペアになることで完璧になれるという感覚…これがキーワードにある“足りてない、完璧でない”という感覚です。この特徴があるので『2』は先頭に立つというよりは2番手、誰かを裏方で支えるサポート役が得意で、足りないものに目がいきやすいので色々な可能性を考えて事前準備を整えることができる素晴らしい面があります。
『2』の意味をもっと深く知りたい、他の数字の意味も知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
今月の過ごし方
5月はこの『2』の特徴を活かして、たとえば自分に足りていないと感じる分野の勉強を始めたり、心に元気があれば自分のネガティヴな部分と向き合うのもいいでしょう。ただし、心が元気でないときにじっくり自分と向き合うのは大変なので、「やってもよい」と思えるときに取り組んでみてください。また、チームやパートナーのサポート役に回ったり、1人やみんなと過ごすより、大切な人と2人で時間を過ごすこともおすすめです。
4月から始まった新年度の慌ただしさが一区切りし、新社会人さんは自分の個性が自然と表れてきたり、新しい役職についた人は前任者と自分のカラーの違いが徐々にまわりに伝わっていったりするときです。自分は他の何者にもなろうとしなくてよい、唯一無二であると受け入れることで、陰のエネルギー漂う5月も他者との比較に落ち込むことなく軽やかに過ごしていけるでしょう。
今月のヨガプラクティスの向き合い方
陰のエネルギーが高いときなので、激しいプラクティスより穏やかなプラクティスがおすすめです。この時期は季節の変わり目で自律神経が疲れている人も多く、何となく身体が重だるい、新年度で張りつめていた緊張が一気に解けて「休みたい」という心と体の声が大きく聞こえてくるとき。陰ヨガやリストラティブヨガ、ヨガニードラや瞑想など“静”の練習や、穏やかなストレッチなどでバランスを整えることに主眼を置いてみましょう。
少しフライングになりますが、来月の6月はヨガ数秘的マンスリーナンバーは『3』、夏至も迎えるので、陽のエネルギーがマックスになります。5月の前半は穏やかな練習を、後半は6月に向けて少しずつ出力を上げていくような調整を心掛けてみてください。
マンスリーナンバーを取り入れて生活してみよう
マンスリーナンバー『2』、5月の過ごし方はイメージできましたか?5月は頑張り過ぎずに、先頭に立ったり突っ走ることは一度お休みして、6月に向けて充電するような過ごし方をしてみましょう。
休息を取りたいと思っていても、物理的に忙しくてなかなかそれが叶わない人は、短時間でもいいので意識的に休みます。休むというと、何もせずにゆっくり過ごす、たくさん寝ることを想像したかもしれませんが、1分間目を閉じて呼吸に集中する、15分だけストレッチをするなども立派な休息です。
忙しい方へのおすすめは、ヨガのレッスンの最後に出てくるシャバーサナ(屍のポーズ)だけを、最低5分、できれば10分練習すること。もちろん寝る直前、布団に入ってから行なって、そのまま眠ってしまって構いません。睡眠は無意識ですが、睡眠に入る前に意識的に休息をとることは、身体と脳、心のリフレッシュにとても効果があるといわれています。
忙しいときに、何時間もリラックスタイムをとるのが難しいとしても、寝る前に少しだけ自分のために時間を使ってみてくださいね。
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