ヨガ数秘で使う「イヤーナンバー」は、9年周期のライフサイクルであるとひとつ前の記事でお伝えしました(イヤーナンバーについて知りたい人はこちら)。
この記事ではイヤーナンバーをさらに掘り下げて、1~9までのそれぞれの周期のときにどんな行動をすると人生がスムーズに進みやすいのかを具体的に解説します。自分のイヤーナンバー(パーソナルイヤーナンバー)を計算して、来年以降のライフプランを考えるヒントにしてみましょう。
この記事の目次
パーソナルイヤーナンバーの計算方法
計算方法は、とてもシンプルです。ナンバーを知りたい年の西暦、自分の生まれ月、生まれ日をすべて足します。10月生まれや24日生まれなど、2ケタの数字が出てくる場合は1ケタずつ分解して足しましょう。合計数が2ケタになる場合は、1ケタになるまで足します。
(例)10月24日生まれの人の、2022年のパーソナルイヤーナンバーを計算する
2+0+2+2+1+0+2+4=22 → 2+2=4
この例の人の2022年のパーソナルイヤーナンバーは「4」となります。
それぞれのナンバーの年に取り組むとよいこと
自分のイヤーナンバーが分かったら、その数の年にどんなことをするとよいのかを解説していきます。
パーソナルイヤーナンバー「1」の年
数字の「1」が表すのは、はじまりです。パーソナルイヤーナンバーが1の年は、何か新しいことにチャレンジするのに向いています。やってみようか迷っていたことを思い切って始めてみたり、新しいコミュニティに入ってみたりするのもよいでしょう。
何だか気力体力が湧かなくて新しいことを始めるのに腰が重いと感じる人は、1の力を借りてみてください。
パーソナルイヤーナンバー「2」の年
数字の「2」が表すのは、陰のエネルギー、内側を豊にする力です。1の年に新しく始めたことの根っこを育てていくような年にするとよいでしょう。この1年間は、せっかく新しいことを始めたのに、目に見えるような変化や成果が見えなくて少しモヤモヤするかもしれません。しかし根を育てる年だとわかっていれば、一見停滞に見えたとしても見えないところに栄養を送っているのだと考えて過ごすことができます。基礎を築くような地道な取り組みを続けてください。
コツコツ地道に継続するのが苦手な人は特に、2の力を借りるとよいでしょう。
パーソナルイヤーナンバー「3」の年
数字の「3」が表すのは、陽のエネルギー、外側に向かう行動力です。2の年に根っこを育ててきたことが、いよいよ芽吹き目に見える成果が出始めるでしょう。3の年は2で溜めたエネルギーを使ってたくさん行動するのがオススメです。やってみたいと思ったことはやる、たくさん遊び、たくさんの人と出会って、色んな所に行き、経験値を上げてください。
ひとりでいるのが好きな人は、3の力を借りて、今いる安全なスペースから少し外に出て見聞を広げてみるのもよいでしょう。
パーソナルイヤーナンバー「4」の年
数字の「4」が表すのは、ニュートラルのエネルギー、全体を俯瞰して見る力です。3の年にたくさんした経験を俯瞰的に見て、これから先も持っていたいもの、いらないものを仕分けしましょう。自分の向かうべき方向性を見極めるような1年です。外に向いていたエネルギーを内側に戻し、自分と向き合います。生活に瞑想を取り入れ、規則正しい生活リズムで過ごすのがよいでしょう。
まわりの意見に流されやすい人や、客観的に物事を見るのが苦手だと感じる人は、4の力を借りて自分が本当にしたいこと、なりたい姿を探求します。
パーソナルイヤーナンバー「5」の年
数字の「5」が表すのは、肉体、五感、経験です。4の年で探求した自分の進みたい道、なりたい姿に向かって実際に行動を起こしましょう。4は考えることが主なテーマでしたが、5は体を使って体験することが主なテーマになります。考えるよりもやってみる、見聞きするだけでなく実際に行動してみるというのがキーワードです。
考え込んでばかりで行動を起こすのが苦手な人は、ぜひ数字の力を借りて流れに乗ってみてはいかがでしょうか?
パーソナルイヤーナンバー「6」の年
数字の「6」が表すのは、家や家族、愛情をはじめとする感情です。5の年に色んなことを実際に体験したことで湧き上がってきたさまざまな感情を癒す年。うまくいったこともあれば、傷ついたり疲れてしまったりしたこともあるでしょうが、それを家に帰って癒すことがテーマとなります。6の年は家庭に関することに取り組むのがオススメです。家族と過ごす時間を長く取ったり、自分が安心して英気を養うことができるように家を整えたり、家族を作る(結婚や子作り)のもよいでしょう。
普段からやらなければいけないことに追われて自分の気持ちを無視してしまう人は特に丁寧に心をケアし、家族と過ごす時間が少ない人は家族旅行やイベントの計画を立ててみてくださいね。
パーソナルイヤーナンバー「7」の年
数字の「7」は、自分の気持ちを表現することを意味します。6の年にケアした自分の心で感じたこと、想ったことを外に発信していくような年にします。ブログやSNSを通して世界に発信してもいいし、日記をつけて自分だけが見えるところに出してもいいです。思ったことを我慢せずに言ってみてください。自分が思っているよりも、周りの人はあなたが何を考えどう感じているのかを知りたがっているかもしれません。
自分の考えや気持ちをうまく外に出せない、コミュニケーションが苦手と感じる人は、とりあえず紙に思ったことを書きだしてみるのがオススメです。書いたものを客観的に見たら「自分はこう思っていたのか」と改めて理解したり、もしくは「いや、何だかちょっと違う…」と感じたりするでしょう。
パーソナルイヤーナンバー「8」の年
数字の「8」は、男性的なエネルギー、爆発的な力を意味します。1の年から始まったこのサイクルの絶頂を迎えるのがこの8の年。簡単にいうと刈り取りの年です。ここまで育んできたものが実り、頑張ってきたものの恩恵をたくさん受け取る年になります。遠慮したりせずに、自分に許可を出してきちんと受け取りましょう。行動したり発信したりする、外に向けてアウトプットすることも能力ですが、受け取ることもまた能力です。
1~7のサイクルの過ごし方によって、受け取るものは大いに変わってくるでしょう。
パーソナルイヤーナンバー「9」の年
数字の「9」は、終わりを意味します。文字通り、1からはじまったサイクルの最後の年です。8の年で恩恵を受け取ったら、9の年はまた来年から始まる1の年を見据えて断捨離をします。次のサイクルに向かって大きくジャンプするために、なるべく身軽になりましょう。具体的には、次のサイクルにも持っていくべき最低限のものを残し、このサイクルでクリアした課題やもう持っていなくても大丈夫なものを手放します。
何かを手放すというのは、多くの場合恐怖を伴うでしょう。長く持っていたものほど恐怖も大きいですが、いずれ持ち切れなくなって、新しいものを取り入れることができなくなります。ぜひ9の力を借り、勇気を持っていらないものを放すようにしてみてください。
2022年以降のイヤーナンバーを見据えて、中長期的に人生を計画しよう
パーソナルイヤーナンバーを計算し、2022年をどんな風に過ごそうか想像できましたか?今想像してたワクワクした未来は、可能性の1パターンです。実際にはもっともっとたくさんのパターンがあって、どれが実現するのかは自分の行動によって変わります。
この記事で解説してきたことは、あくまで数字のエネルギーに基づいたオススメの過ごし方であって、これさえやれば上手くいくとか、逆にこの通りに行動しなかったからといって上手くいかないわけではありません。計画した未来と現実にギャップが出てきたら、また新しいワクワクする未来のパターンを考えればよいのです。そのときはまた、このパーソナルイヤーナンバーを上手に活用してくださいね。
目先のことだけでなく、もっと先のサイクルも見据えてライフプランを考えると、今すべきことも見えてきます。ぜひ数字の力を借りながら、今自分が想像しうる一番のワクワクしたプランを考えてみてください!
数字の意味は何となく分かったけれど、どうやってプランを考えればよいかイマイチわからない…という人は、60分のヨガ数秘セッションを行なっているので、ぜひお気軽にご相談ください。対面、オンラインセッションどちらも対応しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。